○柔道をやりたい子ども達
○身体を動かすのが好きな子ども達
○子どもに柔道をやらせたい保護者の皆さん
柔道創始者の嘉納治五郎先生は柔道を学ぶ者への教えとして、以下のようなことを述べられています。
私たち指導者もこの教えを守り、柔道指導をしております。
柔道は、心身の力を最も有効に使用する道である。その修行は攻撃防御の練習によって身体、精神を鍛錬修行し、斯道の神髄を体得することである。そうして、これによって己を完成し、世を補益することが柔道修行の究竟の目的である。
これらを要約して「精力善用」・「自他共栄」という。
「精力善用」とは、己のエネルギーを最大限に生かし、柔道を練習する ことによって、しっかりとした健全な気力を養うことを求めています。
「自他共栄」とは、相手を敬い、己の技を磨かせてくれた相手に対し、感 謝をすることによって礼の精神を身につけます。それにより、相互を信頼し助け合う心が育ち、結果として共に大きく成長することができます。自分だけでなく、他人も共に栄える世の中を作っていくということです。
「柔道をする」ということは、技を磨いていく中で、精神的にも肉体的に も成長することを目標とし、また身体と精神を最も有効に働かせることを目標としています。本来の柔道の目標、柔道の精神は決して忘れてはならないものです。
「礼」とは、人と交わるに当たり、まずその人格を尊重し、これに敬意 を表することに発し、人と人との交流をととのえ、社会秩序の保つ道であり、礼法は、この精神をあらわす作法です。精力善用・自他共栄の道を学ぶ柔道人は、内に礼の精神を深め、外に礼法を正しく守ることが大切です。